私たちは、社会との関りの中で様々な出来事に遭遇します。
不思議なことに、目の前で起こった出来事(事実)はひとつなのに、その捉え方は、人によってさまざまであることに皆さんはお気づきでしょうか。
このような、人による事実の捉え方、受け止め方を、専門的には「認知」と呼んでいます。
人は、この「認知」をもとにして、「うれしい」や「悲しい」、また、「怒り」、「不安」といった様々な気分や感情に襲われます。また、その感情に強く影響を受けながら、その時々で様々な行動を行っているのです。
認知行動療法とは、この人間の「認知」のメカニズム(機能)を正しく理解することによって、それぞれの人の持っている物事の捉え方や考え方のクセに働きかけを行い、その状況に応じた、より適切な感情や行動を導き出していくものです。
そうすることによって、より良く、より楽に、生きていく術を身に着けることが可能となってくるのではないでしょうか。
マインドエイドでは、ストレスや認知行動療法に関する理論も参考にしながら、プログラムの策定やご利用者様の活動をサポートしています。